お世話になりました
先月25日に母が他界し、本日初七日を終えました。
膵臓癌でした。
昨年の春に余命3ヶ月の宣告を受けてから、約1年5ヶ月の闘病生活。場所が悪く手術ができなかったので、放射線治療と抗癌剤治療を併用し、副作用に耐えなくてはいけない辛い毎日だったと思います。
完治はない。治療をしても延命するだけ。それでもできるだけ長く生きたいのだと、わたしには真似できないくらい頑張りを見せてくれました。
いつも明るく笑顔を絶やさず、辛い時にも弱さを見せず、周りを巻き込んで太陽の様に光を照らす母。何事も挑戦だと、負けず嫌いで努力を怠らない母。料理が大好きで、食べきれないくらいのおもてなしをする母。美術の教員免許を持っていて、色彩センス抜群。食卓の色合いも着る物の色合いもとっても素敵な母。昔から誰とでも友達になり、その情を大切にする母。
25日に旅路についてから29日の通夜まで、長い間自宅におりましたが、親族や母の友人が交代で泊まって母についていてくれたこと、また、通夜・葬儀にいらしてくれた方々が会場に入りきらなかったこと…母が今まで築いてきたものなのだなと…人望の厚さを感じました。
祭壇は、母が望んだとおり、白を基調とした花祭壇。とても華やかで明るくて母らしいものを作っていただきました。また、四十九日までは自宅で過ごしたいとのことで、今もなお、大好きなたくさんのお花に囲まれて父の側におります。
母が生前お世話になったみなさまへ、母に代わりまして御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今後、母のことを思い出して、記事を書くこともあるかと思いますが、ご容赦いただければと思います。