うどん
- うどんは小麦粉の中でも粘りの強い中力粉から作られる
- 粉に塩と水を混ぜてよくこねて麺にしたもの
- そばよりも歴史は古く、室町時代にうどんという名前が誕生し、江戸時代にはすでに庶民に親しまれていた
- 機械で製麺したものと、手打ち・手延べしたものがあり、有名な稲庭うどんなどは手延べうどんの代表
- 作り方は違うが、そうめんは冷麦もうどんの一種
- 直径・短径が1.3mm未満をそうめん、1.7mm未満を冷麦と呼ぶ
- 生麺は加熱をしていない、こねて切っただけの麺、ゆで麺は生麺をゆでたもの、乾麺は生麺を乾燥させたもの
- 小麦粉をこねると、小麦粉に含まれるたんぱく質がグルテンに変化する
- グルテンは消化吸収されやすい成分なので、うどんは「食べやすく消化がいい」と言われている
- 栄養価はそばほどではないが、消化の良さと、つるんとした食感があるため、食欲が落ちる夏も、身体が芯から冷える冬も、おいしくいただける
- ただし、うどんだけでは栄養不足⇒小麦粉に含まれているビタミンやカリウムは流れ出てしまうので、肉や卵と一緒に食べるなどの工夫をすること
- 肉と野菜をたっぷり入れた煮込みうどんなら、栄養面ではバランスが良いと言える
- 関東と関西でうどんのつゆの色が違うのは、使っているしょうゆが違うため
- 関西は薄口しょうゆを使うことが多く、つゆが黄金色になるが、色が薄いからといって塩分が控えめなわけではない
- 塩分コントロールが必要な人は、関東・関西を問わず、かけうどん・そばのつゆは飲み過ぎないようにすること