成長期（中高生）の食習慣

女子中高生に多い体脂肪型肥満

• 男子の中高生の場合は、BMI、体脂肪率（BF%）どちらの計算方法でも、肥満傾向の生徒は全体の5〜10%だが、女子生徒の場合はBMIで判断した場合の肥満傾向児の出現率が5%前後なのに対し、体脂肪率が30%以上の人が10〜20%となっているのが特徴的

• 女子の場合、見た目は太っていないのに体脂肪率が高い、いわゆる「隠れ肥満」が多い傾向にある
• これは、本人が肥満を自覚していないケースが多いので、特に注意が必要

• 体脂肪率が高いままの状態で大人になると、糖尿病、高血圧症、脂質異常などの生活習慣病になりやすく、さらに、血栓ができたり動脈硬化になる危険性が高くなる
• 血栓・動脈硬化は心疾患、脳卒中などの原因になるので、この年代のうちから肥満はしっかり予防しておきたいもの