成人、高齢者の食習慣
高齢者の食事
- 高齢期を迎えると、年齢とともに基礎代謝量は低下し、エネルギー消費量も少なくなるが、たんぱく質やビタミン、ミネラルの必要量はさほど変わらない
- また、歯や消化器官など様々な器官の働きが弱くなり、味覚も衰えてくる
- そのため、食欲も衰えがちになってしまうが、栄養はしっかり摂らなければならない
- お年寄りが好む傾向にあるさっぱりとした食品だけでは十分な栄養が摂れないことが多いので、食欲がわく工夫をしながら、栄養のバランスが摂れるように心がけよう
- 食事は消化吸収の良い食材と料理法を学び、よく噛んでゆっくり食べるようにしよう
- 食欲を増進させるために、香辛料の使用、彩りや食器などで盛り付けの工夫、季節の食材などを取り入れて、献立に変化をもたせるようにする
- 間食を避け、適度な運動を生活に取り入れることも試してみよう