なみかわ家のおうちごはん日記

我が家のおうちごはんの記録と日々のあれこれを綴っています

学校・保育所での食育事例

今日のひろさんたち

地元産玄米食の休職で意識改革

  • 千葉県野匝瑳市立野栄中学校の提案から始まった給食改革で、町内で採れた玄米食を学校給食に取り入れたもの
  • わがままでキレやすい子どもの増加という社会的問題について、学校の「食」を通してアプローチし、解消しようという試み
  • 発芽玄米に多く含まれる「ギャバ」には、脳内ホルモンのバランスを安定させ、集中力を高め、落ち着きが出てくる効果がある点に着目し、学校給食への利用を提案したもので、平成13年9月から、町内の小中学校、幼稚園で週2回、白米に2割の発芽玄米を混ぜた玄米給食が実施されている
  • 当初は、やわらかい食材を好んでいた子どもたちから、玄米をよく噛むと甘味が出て美味しいという感想が聞かれるようになるとともに、こどもたちの生活態度が着実に変わったという
  • いじめや暴力が減り、生徒の欠席も減った
  • これが給食だけの効果なのかはっきりしないが、県外からも多くの問い合わせが来ている
  • 平成16年度には、学区内の2つの小学校と共に「食に関する指導推進モデル事業」の地域指定校となり、学校を中心とした地域関係機関と過程との連携を通して「地域における食に関する意識の向上と見直しをどのように図るか」をテーマに、「野栄町 食に関する指導推進委員会」を発足、さらに積極的な食育活動を行っている
  • 保護者や地域の人々を招いた給食試食会や食育講演会、栄養バランスを考慮した給食献立案の作成、郷土の食文化継承への取り組みなど、さまざまな活動を行っている