学校・保育所での食育事例

地域の協力のもとで里芋作り

• 岩手県北上市立二子小学校の全学年で実施している、二子里芋栽培の実習

• 学校農園を使って二子町の特産物である二子里芋の栽培を行い、作業を通して自然の恵みや地域の人々とのふれあい、収穫の喜びなどを体験することが目的

• 総合的な学習の時間（生活科）を利用し、地域の方を講師に招き、里芋作りについて学習する
• そして、1人1個の種芋が与えられ、植え付けからスタートして水遣り、草取り、薬かけなどの里芋の管理から収穫まで、一連の作業を1年生から6年生までの縦割り班ごとに行う
• 種芋の保存から芽だし作業、畑おこし、畝作り、マルチがけ、草取り、薬がけ、畝あげ、収穫と、年間を通して体験学習

• 里芋を収穫したあとには、「いもっこ遠足」を実施
• 縦割り班ごとに地域の遺跡や地理についてのクイズに答えながら、町内を巡るウォークラリーを楽しんだ後、みんなで収穫した里芋を材料にした「いもの子汁」を作る
• 里芋の栽培管理にあたってお世話になった地域の人々を招待し、一緒に楽しく会食する

• こどもたちは、活動を通して地域に対する誇りや、地元の人々や食べ物に対する感謝の気持ちを育み、地域や農業に対する理解を深めていく