地域での食育の取り組み
地域に広がる「手ばかり」の輪
- 「手の大きさは身体発達のものさしになるのではないか」という発想から、1回の食事を「肉や魚」(赤=あかちゃん)、「ごはんやパン」(黄色=きいちゃん)、「野菜」(緑=みどりちゃん)の3つの食品群にわけ、それぞれを手のひらに乗せてはかり、決められた分量を食べることで、食事の栄養バランスを保つようにしようというもの
- 例えば、ゆでたり、煮たり、いためたりした野菜は、6歳までは両手に一杯、7歳からは片手に山盛り、大人は片手に軽く山盛り
- 薄切りの肉ならこどもは片手に2〜4枚、大人は片手に3〜4枚が1回の食事量
- これは、乳児からお年寄りまで、市民1,358人の手の大きさを測ったデータを元に打ち出したもので、「手ばかり」はすべての世代が共感・共有できるものさしになることが分かったのだ