学校・保育所での食育事例
食の大切さを体感する「食糧その日」
- 11月の実施に備え、春から秋にかけて行った農作業で収穫した食糧から、1日分の分量を割り出し、その食糧だけを使って自分たちで調理し、1泊3食分の食事を賄う
- 宿泊体験をするのは5年生で、体験期間中は、豚舎に行って舎屋の掃除、えさ作り、えさやりなどの作業体験を通して、「命を食べる」ことの意味を考えたり、学校に戻ってからも世界の食糧事情や食と健康に関するレクチャーなど、期間中を通して「食」についてさまざまな角度から学び、考える
- 3度の食事で盛られる食事の量はわずかな野菜やいも類でカロリーは1食百数十kcalに過ぎない
- 日常生活では味わうことのできない空腹体験を通して、食べ物のありがたさを実感することはもちろん、食についてさまざまなことを学ぶ上で、問題意識を高め、自分たちにできることを考えるようになる
- 「食糧その日」の体験が終わったあとは、学校給食を残す児童がいなくなるそうだ
- この独自の体験学習は、県外からも多くの注目を集めている